血液検査をしてもらい、手術をしても問題ないことがわかりました。
手術日まであと5日です。
ぶたさんともあと5日でお別れです。
手術は日帰りですので、パスカはその日の内にお家に帰ってこられます。
良かった。
夜一人じゃない。
いよいよ手術日がやってまいりました。
朝の10時までに病院に行けばよいのですが、朝の5時前に目が覚めてしまいました。
その日は一日予定を空けておいておきました。
病院から緊急の電話がかかってくるかもしれないからです。
パスカと朝の散歩(自分で歩かないことに決めている半分の道のりはリックの中)を済ませ、時間までパスカを見たり撫でたりすることにしました。
あぁパスカ。
大切な犬。私の宝物。
車の中ではせっかくパスカの手術の日なのにもかかわらず、迎えに来くれた母と全くパスカと関係ない話をしてしまいました。
もっとパスカを慈しめば良かったです。
病院に到着しました。
看護師さんに、同意書と診察券とアニコムさんの保険証を渡して待ちました。
いつもの白いプラスチックの椅子がやけに特別に見えます。
とてもじゃありませんが、写真を撮る気にはなれませんでした。
パスカ(と私)が診察室に呼ばれました。
私はパスカを看護師さんに私、「ゲンキショクヨクアリマス」と機械のように答えました。
一旦パスカとはここでお別れです。
私は看護師さんと獣医師に深々と頭を下げ、「お願いします」と言うことしかできませんでした。
(門脈シャントの時のトラウマが蘇りました。)
「お昼頃手術します。夕方5時ごろお迎えに来てください」という看護師さんの言葉が遠くで聞こえました。
「オムカエ5ジ。ワカリマシタ。オネガイイタシマス。」
私の口はそう言葉を発しました。
いぼ取り手術(脂腺腺腫・皮脂腺腫)と歯石取り手術③はこちら。
みんなの大事へ ─大切なものは前に─
動物用のキャリーバック(リュック)の販売をしています。 私の宝物・パスカが好きすぎて、彼の望みを詰め込んだドックキャリーバックを作りました。 既存品では満たせなかった安定感や素材、そしてデザインを改良し、より犬と飼い主の生活に寄り添うキャリーバックとなりました。
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