2014年4月25日。
勇敢な犬・パスカとゆかの冒険がはじまりました。
私の夢は犬を飼うことでした。
あたたかい生き物といつも一緒にいられたら、どんなに素敵だろうと思い描いていました。
私の家族が欲しかったからです。
そのいつの日かに備えて、たくさん本を読みました。
緑の箱に、犬の首輪やブランケットを集めました。
パスカを初めて見た瞬間、
「見つけた」
と確信しました。
ケースの中に入ったパスカは、まるで毛玉のようでした。
パスカは頭と体2頭身しかなく、首はヤクルトぐらいの細さしかありませんでした。
今にでも連れて帰りたい気持ちを抑えて、一度気持ちを整理するために家に帰りました。
その家も、犬と暮らすために選んだ家でした。
とても大きな決断ですからよく考えなければなりません。
じっと座って居られなかった私は、掃除機をかけることにしました。
ふと我に返ると、白い掃除機が真っ赤に染まっていました。
どこかで指をすっぱり切ったらしく、私はその事にしばらくの間気が付きませんでした。
それを見た時、私は覚悟を決めました。
この感覚は本物だと。
書類や保険の手続きをし、4月25日にパスカはゆかの家にやってきました。
ゆかとパスカの冒険のはじまりです。
「大切なペットとどこでも一緒にいたいな」という飼い主の気持ちを商品に詰め込みました。 動物目線でも思案し、みんなで一緒に安心して居られるキャリーバックを作りました。 お散歩、動物病院、電車の中でも安全に移動するお手伝いをします。
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