パスカがまだ予防注射を終えてない頃のお話です。
犬は注射を終えないと、地面に降りることができません。
私はパスカにお外の空気を感じてもらうため、玄関先のタイルをお掃除してそこにパスカを下ろしました。
パスカは新しい世界に興味津々です。
タイルのにおいを嗅いで分析しているようでした。
そこに!
一匹の犬(と飼い主さん)が通りかかりました。
犬は大きく、はぁはぁとベロを出して歩いています。
パスカにとってはじめて見る大きな犬です。
大きな犬はこちらを見ながら歩いています。
パスカは全身の毛をぴんと立て、タイルの上で犬に立ち向かいました。
「うわぉん。うぅふっ。」
パスカは大きな犬に向かって唸り声を上げました。
パスカの犬生の中ではじめての唸り声でした。
大きな犬はそれを聞いて去って行きました。
(多分聞こえていない)
パスカは大きな犬が角を曲がり見えなくなるまで勇敢に立ち向かいました。
大きな犬が去ると、
「ふぅぁぉ」
と私のふくらはぎ辺りにに両手足をおき、私の足の後ろに隠れました。
とても怖かったと思います。
しかしながらパスカはタイルと私を大きな犬から守ってくれました。
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