実はパスカ、2023年1月の17日に副腎腫瘍、つまりがんがあることが分かりました。
11月に1日かけて一通り人間ドックみたいなのを受けてたんだけど、そこではわからなかったみたいです。(いつもの動物病院じゃない、違うところね)
ある日の朝、パスカのお腹からゴロゴロとしたはっきりした音が聞こえたの。
お腹痛いのかなと思ってトイレに連れ出したんだけど、便は普通だったんだ。
次にお腹空いてるのかなと思って、ご飯あげたの。それでもゴロゴロが鳴り止まなかったから、病院連れていったんだ。
パスカは結構お腹壊すから、いつもの薄い黄色い錠剤(整腸剤)もらって終わりかなと思ったんだけど、ドクターがエコー検査をしてみたいって言ってくれたのね。
そしたら、パスカの右の副腎が腫瘍になっている(つまり癌)ことがわかった。
癒着具合が酷かったらと、もしかしたら腫瘍がメインの太い血管の中に入り込んでいるかもしれなかったら、手術は出来ないと言われたんだ。
それはお腹を開けてみないとわからないんだって。
私の世界は終わったと思った。
すぐにCT撮って、2月1日に手術を行いました。
結果は大成功!!!
約2cmの腫瘍を摘出しました。
今現在(3月15日)投薬は必要だけれども、パスカはとっても元気だよ!!
傷も塞がって、手術のために剃ったお腹の毛も生えてきた!
パスカの快気祝いを用意しました!私の大好きなお煎餅やさん、坂角さんにした。
ちゃんとのしも付けてもらったよ。水引はもちろん上向き!
パスカの名前も印刷してもらった。
いぼ取りん時みたく詳しくは書けねぇ。
がんがあることが分かってから、何回自分を責めたかわからない。
「もっと早く気づくべきだった」
「いぼ取りの時に無理にでもCTを撮ってもらえば良かった」
「健康診断(人間ドックみたいなやつね)も必ず受けていたのになんで」
「些細なことでもすぐに病院に行っていたのにどうして」
「どうしてあの動物病院を選んでしまったんだろう(11月に問題ないと言われた病院ね)」
「パスカに腫瘍があるにもかかわらず、私はのうのうと生きていてしまった」
「何か予兆はあったはず。ずっと一緒に居たのに気づけなかった」
「もう少し一緒にいられると思った」
とここには書ききれないくらい後悔しました。
手術が決まって入院までの間、夜中に何回も起きた。
「お腹を開けてみましたが、摘出は無理でした」
「太い血管から出血してしまい、残念な結果になりました」
という夢を何回も見た。
その度に隣で寝ているパスカに手を当てて、生きていてることを確認してほっとする日々が続きました。(パスカには迷惑そうに「ねてんだよ」という顔をされました)
副腎腫瘍に関しては表立った症状はなくて、何かの拍子に見つかることが多いそうです。
「なんで、どうして」
医師に説明をされながら気持ちはぐちゃぐちゃでしたが、診察室にいる今の私ができることはパスカのために最善策を取ることです。
気持ちは後回しにして、「今どうするべきか」これだけに集中しました。
「今が腫瘍は一番小さいと言えるから、今手術するのが最善策だろう。先生手術うまいし。」これが限られた時間の中で導き出した私の答えでした。
結果、全て良い方向に働きました!
2023年、もうやり切った気持ちです。
普通が一番だね。
3月24日追記。
「完治」したよ!!
パスカのコルチゾールの値が正常値まで戻りました!投薬もおしまいです。
よかった。ほんとによかった。
みんなの大事へ ─大切なものは前に─
動物用のキャリーバック(リュック)の販売をしています。 私の宝物・パスカが好きすぎて、彼の望みを詰め込んだドックキャリーバックを作りました。 既存品では満たせなかった安定感や素材、そしてデザインを改良し、より犬と飼い主の生活に寄り添うキャリーバックとなりました。
パスカンパニーウェブサイト https://yukatopascompany.com